2015年6月14日

大江山 鬼そば屋(京都府福知山市)

かつての思い出を訪ねて福知山方面へ

 今回の原付二種ツーリングは、TZR250R SPに乗っていた15~20年前に訪れた場所を訪ねることに。

 今年1月、毎日放送の番組「ちちんぷいぷい」の昔の人は偉かったのコーナーでした。
 当時回った場所がいくつかテレビ画面に出てきたんです!
 暖かくなったら行くぞ!と思っていたら、既に梅雨の季節・・・(゚д゚)ハッ!!

 というわけで、今年21回目・通算79回目の原付二種ツーリングは中丹から丹後を回ります。







ほとんど日本海側!?


 大阪からは福知山市へは国道173号線で北上します。
 途中、道の駅2ヶ所(能勢くりの郷瑞穂の里さらびき)で休憩を入れ、国道9号線へ。
 舞鶴若狭自動車道の下を抜け、西への直線を走っているときに思いました。

 「やっと戻ってこれた!」

 それほどにかつては良く走っていた地域やったんです。
 当時、コマ図ラリーツーリングを掲載する関西限定のバイク雑誌「バイクボーイ」がありました。
 現地でしか会わない連中もその企画Qラリーでたくさんできて・・・みんな、今何してるんやろ?
 なんだか感慨深いもんがありますねぇ。




Nikon D3   Ai Nikkor 50mm F1.4S   SILKYPIX Developer Studio Pro 5

 そしてさらに北上。
 国道175号線へ入って数kmで国道176号線で宮津方面へ。
 山の中の登り勾配でやっと看板が見えました。
 大江山 鬼そば屋に到着です。

 かつて福知山によく来ていた時もそうでしたが、ちょっと興味がわくお店でした。
 ただ、Qラリーのチェックポイントがこの先の道の駅シルクのまち かや加悦SL広場
 そういうことが多かったんで、寄る機会がなかったんですよ。
 当時のツーリングマップルに掲載されていなかったというのも理由だと思います。




Nikon D3   Ai Nikkor 50mm F1.4S   SILKYPIX Developer Studio Pro 5

 一見すると古民家を改装したような店舗です。
 こちらのお店は参勤交代の時代・・・つまり江戸時代からあるそうで、すでに当主は6代目!
 長く続くには必ず味に特徴があるはずです。
 楽しみですねぇ。(´ー`)






「鬼そば」とご対面

 店に入るなり、現当主がお出迎えしてくれました。
 おもわず「あっ!」と声をあげてしまった!
 当主も「えっ!」と声をあげてました(笑)

 ワシ「テレビで見ましたよ!」
 当主「あぁ、ありがとうございます、びっくりしました」

 というやり取りがありましたとさ・・・ワシ、何やってんだか (∀`*)ゞイヤァ




Nikon D3   Ai Nikkor 50mm F1.4S   SILKYPIX Developer Studio Pro 5

 さっそく温かい鬼そば(大盛り)を注文し、しばらく待つときました。
 おぉ~これがテレビで河田アナくっすんが食してた鬼そばか!

 鬼そばは、トッピングがネギだけの素そば。
 もちろんこれは味に自信があるからだと思います。
 何よりもこのそば、つなぎに自然薯を使っているのです!
 そして短く太め。
 かつては箸の太さくらいあったそうな。
 すするよりは食(は)む様に食べるそうですが・・・

 では、いただきま~す!




Nikon D3   Ai Nikkor 50mm F1.4S   SILKYPIX Developer Studio Pro 5

 「美味い!美味すぎる!!」

 あかん、食べるのに集中しすぎて写真がピンボケ(笑)

 もうね何てゆうか、固めのそばですけど食べごたえあって最高です。
 自然薯が入ってるからか、思ったほど蕎麦の味自体は濃く感じれませんでしたが。
 それでもむっちゃ美味い!
 その理由の一つが出汁でした。
 手打ちの店の出汁って、香りにこだわって味が薄いところが多いように思うんですが、こちらは違う!
 しっかりした味で、そばに負けてない。
 両者が調和した味なのでした。




Apple iPhone 5s   SILKYPIX Developer Studio Pro 5

 はい、しっかり出汁の一滴までいただきました。
 腹がすいてたのもあって、大盛りにしててよかったです。
 最後は当主から「いってらっしゃいませ」の言葉をかけてもらい、大変満足して店を出ました。




 ここまでで出発からおよそ4時間、まぁまぁのペースです。
 次の目的地の加悦SL広場を目指して出発です。

つづく。






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